一年で最も昼の時間が短く、夜が長いのが冬至の日です。
冬至は24節気の一つですが、おおむね12月22日であることが多く、2017年の冬至も12月22日が冬至となっています。
冬至の日には、かぼちゃを食べたりゆず湯に入ると、一年間健康でいられるといわれていますよね^^
中でも湯船にゆずを浮かべて入る「ゆず湯」は見るからに体が温まりそうですが、注意するポイントなどはあるのでしょうか。
今回は肌に敏感な妊婦さんや赤ちゃんにスポットをあててご紹介しますね。
ゆず湯に妊婦や赤ちゃんが入っても大丈夫?
ゆずには血行を促進し、体の末梢まで血液を巡らせて循環をよくするリモネンやシトラールといった成分が入っています。
そのため、ゆず湯に入ることで湯冷めしにくく、体が温まるため風邪などの予防にも効果があると言われています。
また、湯船に黄色いゆずがプカプカ浮かんでいる絵は、なんだか見ているだけでほのぼのしますし、ゆずの香りはいかにも体によさそうです♪
ゆず湯のイメージや香りから受けるリラックス効果は、実は人間の体に大きく作用します。
ゆずに限らず、柑橘類の皮に含まれるリモネンには気持ちをリラックスさせる成分が含まれていますので、いってみればアロマテラピーのような効果が★
単にリラックスするだけでなく、交感神経を刺激して代謝を促進したり、免疫細部を活性化させて免疫力を高めてくれたりします。
しかし、一方でこのようなゆずの成分があまり多すぎると肌への刺激となり、ゆず湯に入った時にピリピリしたり、赤くなったりすることもあります。
特に肌が敏感な妊娠中は肌がデリケートになりますし、赤ちゃんの肌も薄くて弱いので、ゆず湯に入ることをためらう人もいるかもしれませんが「絶対に入ってはいけない」という事ではありません。
ゆず湯に入る時に注意するポイントは?
ゆず湯に赤ちゃんや妊婦が入ってはいけないということはありませんが、ゆずがお肌に刺激を与えてしまう可能性もゼロではありません。
そこで、入り方に少し工夫をしましょう!
ゆず湯の有効成分であるリモネンやシトラールはゆずの皮により多く含まれています。
そのため、皮だけを湯船に入れてもゆず湯の効果は得られますが、逆に、多すぎるとそれだけ刺激の強いゆず湯になっていまします。
入れるのであれば、ゆずを丸ごと1〜3個うかべる程度にしましょう。
これならゆずの成分はあまりお湯に溶け出しませんし、香りは少ないかもしれませんがゆず湯に入っている気分は十分味わえます♪
「やっぱり刺激が強そうだから、ゆずの香りだけでも楽しみたい!」
という場合は、ゆずの皮に切り込みを入れたものをネットに入れて、湯船ではなく洗面器などに入れ浴室に置くと気分だけでも楽しむ事が可能です。
洗面器を湯船に浮かべても構いませんが、この時は洗面器の中身が湯船にこぼれないよう注意してくださいネ。
まとめ
ゆず湯のように、季節を感じることのできる習わしは私たち日本人にとって大切にしたいものの一つです。
ただし、妊娠中は敏感肌になる事が多いので、ゆず湯に入る場合はあまり長く入らず、入浴後もヒリヒリしてないか肌の様子をチェックしてくださいね。
赤ちゃんを入浴させる場合は、肌の様子や赤ちゃんの機嫌をしっかり観察する事が大事です。
泣き出したりした場合はすぐにシャワーで洗い流して、柚子湯には入れないようにしましょうね。
私自身は肌が弱いので妊娠中も入った事はないのですが、気分が味わいたくてゆずの香りがする入浴剤を入れて楽しんだ記憶あります笑。
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