私は北海道胆振東部地震で、2日間の断水・停電を経験しました。
これだけ長い時間ライフラインが使えないなんて初めての経験だったので、永遠に忘れる事はないと思います。
停電で一番困ったのが毎日の食事‥食べ盛りの子供がいるので省略することもできず(;´Д`)
特に炊飯器が使えないのでどうやって炊こうか悩みましたが、今はスマホで情報収集できるのがありがたかったです。
今回は我が家が実際に利用した停電時のご飯の炊き方を紹介しますので、今まさに停電でご飯どうしよ~と悩んでいる方の参考になればうれしいです。
まずは自宅にあるものをチェック
停電時にご飯を炊く方法はいくつかあるのですが、共通して必要なものがあります。
それは
- カセットコンロ&ボンベ
- お米
- 水
最低でもこの3つが自宅にある事が停電時に楽にご飯を炊ける条件です。
停電していてもガスが使える場合もありますが、災害時はライフライン全滅だと想定しておきましょう。
カセットコンロは災害時に火を使って温かい食事が作れる唯一のアイテムになる可能性だってあるんです‥必ず自宅に1つ常備しておきましょう。
カセットコンロは防災グッズの必須アイテムだよ!ボンベと一緒に保管をしておこう。
では停電した時に炊飯器を使わないご飯の炊き方を紹介してきますね♪
\屋外でも使えるカセットコンロ風まるⅡ/
停電した時のご飯の炊き方おすすめ3選
フライパンでご飯を炊く
炊飯器が使えない場合はフライパンでご飯を炊くのが一番手軽な方法です。
料理をする家庭でフライパンがない家はないですよね(*’ω’*)
フライパンでご飯を炊く方法は色々紹介されていますが、私のおすすめはこちらの動画です。
お米って炊くまでに数十分は水に浸しておくのが基本なのですが、この動画はお米を研いだらすぐに火にかけてご飯を炊く事ができます。
最初は火加減が難しく底が焦げてしまうかもしれないので、目を離さずに見ておきましょうね。
普通の鍋でご飯を炊く
もしフライパンが自宅にない場合は、ラーメンや味噌汁を作る時の鍋でもご飯を炊くことができますよ。
動画はIHを使用していますが、カセットコンロでも同様の作り方でOK。
この動画のポイントはお米を水に1時間つけたあと、いったん水を全部捨ててしまう事☆
水を捨てたあとで、再度2合=約450ml、3合なら約600mlを目安くらいの水を入れて炊き上げます。
土鍋でご飯を炊く
普段は鍋料理に使っている土鍋だってご飯は炊けます。
というか、炊飯器より土鍋の方がご飯が美味しく感じるんですよね(*’ω’*)
沸騰してくると土鍋の蒸気口が沸いてくるので、ヤケドしないように注意してくださいね。
1人用の土鍋があれば1合からご飯を炊く事ができるので、1人暮らしの方におすすめです。
1人用の土鍋で作るご飯の炊き方も貼っておきます(^▽^)/
土鍋はお米がこびりつきやすいので、食べ終わったらすぐに水につけておくのがおすすめです。
停電時にご飯を炊く時の注意点
カセットコンロの使い方
カセットコンロをあまり使わない方や初めて使う場合は説明書をしっかり読んでから使用してください。
カセットコンロ・カセットボンベの安全な使い方は、こちらのサイトを参考にしてみてくださいね。
正しく使わないと火災の原因になるので使う前に確認だよ!
1日に食べきれる量を炊こう
停電時は冷蔵庫や電子レンジが機能していないので【冷凍保存&温め】が使えません。
災害時は温かいものが食べたくなるもの。できれば食事のたびにご飯を炊きたいところですが、毎食だと面倒になりますよね。
なので1日で食べきれる量を目安に炊くのがおすすめです。
我が家の場合、朝ご飯を炊いた時に昼用におにぎりを握って、夜はチャーハンというように冷めても食べやすいよう工夫しました。温かいものはインスタント味噌汁で♪
洗い物を少なくする工夫をしよう
停電だけだと水は出るので洗い物が多くても気にならないかもしれませんが、停電&断水がセットになると食事作りが一気に大変になります。
特に困るのが食器洗い。
少しでも洗い物を減らすために‥
・皿にラップをまいて1回の食事ごとにラップだけ捨てる
・箸は使い捨ての割り箸を使う
自宅だけどキャンプをしているような気持ちで食事をしてみましょう。
捨てるゴミが多くなってしまいますが、節水のため災害時は仕方ないと割り切ってしまう事が大切だと思います。
おわりに
停電時に炊飯器を使わずにご飯を炊く方法をご紹介してきました。
鍋でご飯を炊く方法は最初はコツが掴めないかもしれませんが、何度か炊くうちに手持ちの鍋で美味しく炊けるコツがつかめると思います。
災害時に慌てずにすむよう、普段から時々鍋でご飯を炊いてみるのもいいかもしれませんね。ぜひ参考にしてください。
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