台風が近づいてくると頭痛がしたり、めまいがするといった症状に襲われる人が多いようで、実は私も台風が多い時期になるととても悩まされます。
しかし、頭痛の原因と対処法を知ることで、症状が緩和されるんですよ♪
台風が近づいてくるたびに憂鬱になっていましたが、原因と対処法を知っていれば怖くありませんね。
原因や対処法を詳しくご紹介しますので、チェックしてみてください^^
台風が接近する時の頭痛の原因は?
台風が近づいてくることで頭痛が引き起こる原因を、風邪や気持ちの問題だと思うかもしれませんが、実は大気の状態と関係があるのです。
一般的に台風と呼ばれているものの正体は、熱帯低気圧というものになり、この低気圧が頭痛を引き起こす原因です。
詳しく説明すると
低気圧(台風)が近づいてくると、気圧が変化してしまい、空気が薄くなる
↓
空気が薄くなった状態の場所で生活することにより、血管が膨張する
↓
血管が膨張すると神経が圧迫される為、頭痛を感じることになる
という仕組みなんです。
台風に限らず、空気の薄い山の頂上付近に行くと頭痛を感じることがありますが、それも今回と同じ状態に陥っているという事になります。
頭痛の対処法は?
気圧の関係で頭痛がおきてしまった場合は、どのように対処すべきかまとめました。
・頭痛を感じている箇所を冷やす
血管の拡張を抑えてくれます。神経への圧迫が減り、頭痛が緩和します。
・強い光や大きな音などの刺激を避ける
光や音が血管の拡張に拍車をかけてしまうので、薄暗く静かな場所で休むことで痛みが落ち着きます。
・カフェインを摂取してみる
カフェインが血管収縮に繋がり、頭痛が治まりまる可能性があります。
台風が接近する時のめまいの原因は?
私は頭痛が起こるとめまいも同時に発症する事もあるのですが、どんな原因があるのかチェックしてみましょう。
・低気圧との関係
めまいの原因も頭痛と同様に低気圧が関係しており。低気圧が近づいてくることで急激な気圧の変化が起きます。
例えば飛行機に乗った時や車で山を上り下りする際、耳がツーンとなるような感覚になる事がありますが、台風が近づいてきている状態ととてもよく似ているのです。
これらは、気圧が急激に変化することにより、鼓膜の内側と外側の圧力差が生じることが原因で、人間の耳は気圧の変化に対応しようとします。
気圧に対応することのできる耳の中の三半規管という場所が反応し、敏感に感じ取り働き、三半規管が敏感に働くことで、めまいを感じやすくなるのです。
・自律神経との関係
人間の中にある交感神経と副交感神経というものを自律神経と呼ぶのですが、この自律神経は気圧の変化に左右されやすいもの。
気圧が高いと交感神経が働きやすくなり、気圧が低いと副交感神経のほうが働きます。
通常副交感神経は、寝ているときや休憩しているときなど、体がリラックスした状態の時に働くのですが、台風が近づくと常に副交感神経が優位に働いてしまい、自律神経の乱れが生じます。
この自律神経の乱れが、めまいの原因とされています。
めまいへの対処法は?
・食事は無理に取らず、水分補給は忘れずに
胃を休めることで体を休めることができます。
・行動はゆっくりと
急に立ち上がったりすると血管が一気に流れだし、余計にめまいが酷くなるので注意しましょう。
・静かな場所で呼吸を落ち着かせる
静かな場所で休憩しながら、呼吸を整えることでめまいが徐々に回復
まとめ
台風が近づいてきて、頭痛やめまいが引き起こる原因は、大気の状態、低気圧によるものがほとんどです。
ただ、大気の状態は人間にはどうすることも出来ないのが辛い所ですが、対処法を実践することで頭痛やめまいを緩和する事が可能です。
台風が去っていったのに症状がなかなか収まらず酷くなるような場合は、医療機関を受診して医師に相談してみてくださいね。
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