最近はテレビや雑誌などで、米麹が健康に良いと放送されスーパーで在庫がなくなるという事がありましたが、
実は酒粕だって美容や健康に良い発酵食品なんですよね( *´艸`)
ただ問題なのが酒粕には「アルコールが含まれている」ということ!
健康に良いけどアルコールが入っているなら子供に食べさせるの心配‥
って悩むママさんも少なくないと思います。
そこで今日は
- 酒粕の粕汁は何歳から食べられるのか
- 食べさせる時の注意点
- 子供におすすめのレシピ
以上の3つのポイントを詳しくご紹介していきますね^^
酒粕の粕汁は何歳なら大丈夫?
酒粕を含む粕汁は「子供に食べさせても大丈夫かな?」と心配になるかもしれませんが、適切に加熱することでアルコール成分は蒸発し、子供にも安全な料理に変わります。
ただし、加熱が不十分だとアルコールが残ることがあるので、調理の際は加熱時間を十分にとることが大切です。
また、子供が粕汁を食べ始める適切な年齢についてですが、一般的には1歳からが良いとされています。
そのため、1歳未満の赤ちゃんには酒粕入りの粕汁を与えないようにしましょう!
アルコールの問題がなくても、1歳までは避けるのがおすすめです。
酒粕は直接食べさせるのはNG!
酒粕は、お米に麹を混ぜて発酵させた「もろみ」を絞って作られる日本酒のいわば絞りかすのようなもので
そこにはタンパク質や炭水化物、食物繊維やビタミン類などたくさんの栄養素が含まれます。
他にも最近テレビで紹介されて話題の「レジスタントプロテイン」というたんぱく質の一種が
コレステロール値を下げ便秘の改善やダイエットにも効果があると言われているので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そんな栄養たっぷりの酒粕を子供にも飲んでほしいと思うのが親心ですが、気になるのが酒粕に含まれるアルコールです。
酒粕には平均して5〜8%のアルコールが含まれているので、子供に直接食べさせる事は避けましょう!
甘酒や粕漬けなど、酒粕をしっかりと加熱調理・加工した場合でれば、子供が飲食しても問題ないとされています。
ただ先ほどもお話ししましたが、酒粕は塩分も多く含まれているので、乳幼児は積極的に摂取する事は避け、離乳食が終わって食べられるものが多くなる1歳以降を目安としてくださいね。
子供の体はアルコールの分解機能が十分発達しておらず、少量のアルコールでも注意する必要があるので
心配だから子供には酒粕を与えたくないなぁ
という場合は米麹を使って甘酒などを作ってあげると、酒粕と同じような効果を得る事ができますよ^^
酒粕を食べさせる時の注意点
前半でもご紹介した通り、子供に酒粕を食べさせる時は、しっかり加熱してアルコールが飛ぶようにする事が大切です。
アルコールは沸点が低く、数分沸騰させればアルコールは飛ぶと言われていますが
酒粕の量が多かったり、沸騰させる時間が短かったりするとアルコールが残ってしまうので注意が必要!
おなじみの粕汁や甘酒は加熱時間を長くしてなるべくアルコールが残らないようにしましょう。
また、お菓子やホットチョコレートのようなドリンクに利用するのもオススメです★
粕漬けなどは表面についている粕を洗い流して、お魚の場合はしっかりと焼いて粕のついていない中の方を食べさせてあげるといいですよ。
初めて飲んだり・食べさせる場合は、少量から与えて子供の様子を見る事も大事です。
すぐに頬が赤くなったり等の異変があればすぐに食べるのを中止してくださいね。
大人でも甘酒を1杯飲んだだけで酔っぱらってしまう、という体質の人もいるので
子供に酒粕を食べさせる時は特に慎重に様子を見るようにしましょう。
子供におすすめの酒粕レシピとは?
酒粕を使った子供にも安心して食べさせられるおすすめのレシピをいくつかご紹介します。
酒粕は加熱することでアルコールが蒸発し、その独特の風味が料理に深みを加えてくれますよ♪
こちらで使う酒粕ペーストは他のお料理にも使いやすくて便利です。
お子さんがいる場合は最初に材料を混ぜるとき、長めに火にかけてしっかりとアルコールを飛ばします。
チョコレートと酒粕の簡単ドリンクで、チョコレートの代わりにココアを使っても美味しく作れます。
甘さはお砂糖で調整してくださいね。
市販のアップルジュースを使うので、お砂糖いらずで加えるお水も少なくて済みます。
りんごと酒粕は意外にも相性が良く、ぜひ試してみて欲しい一品です!
お子さんには最初に甘酒をレンジにかける時間を長めにしてアルコールを飛ばしてから作ってみてください。
材料を混ぜて焼くだけの簡単ケーキで、酒粕は加熱するとチーズに似た風味が♪
焼いてから一晩冷蔵庫で寝かすとしっとりと濃厚になって美味しさがアップします。
パン作りに少量の酒粕を入れると、しっとりふわふわのパンが作れるんですよ~!
パンなら子供も気づかずに食べてくれそう(*’ω’*)
※酒粕は健康に良いとされていますが、塩分も多く含まれているので上手に使ってみてくださいね。
酒粕の甘酒
- 酒粕と水、砂糖を鍋に入れて温めます。この際、アルコールを飛ばすために十分に加熱します。
- 粉末麹を加え、よくかき混ぜながら温め続けることで、自家製甘酒が完成します。
- 子供には砂糖の量を調整して甘さを控えめにすると良いでしょう。
酒粕クリームパスタ
- 酒粕を水で溶いてクリーム状にします。
- パスタを茹でる間に、フライパンでにんにくとバターを炒め、そこへ酒粕クリームを加えます。
- 茹で上がったパスタを加え、塩コショウで味を調整します。
酒粕入り野菜スープ
- お好みの野菜(人参、じゃがいも、玉ねぎなど)をサイコロ状に切り、水またはだしで煮ます。
- 野菜が柔らかくなったら、水で溶いた酒粕を少しずつ加えて、アルコールを飛ばしながら味を整えます。
酒粕風味のグラタン
- 野菜と鶏肉(または魚介類)を炒め、小麦粉を振りかけてさらに炒めます。
- そこへ水で溶いた酒粕と牛乳を加え、とろみがつくまで煮込みます。
- オーブンに入れる前にチーズを振りかけて焼き、グラタンに仕上げます。
これらのレシピでは、アルコールを十分に飛ばすことが重要です。
加熱時間をしっかりとって、子供でも安全に楽しめる美味しい料理を作ってみてくださいね。
まとめ
酒粕をお子さんに食べさせる時の注意点とおすすめのレシピをご紹介しました。
酒粕はアルコールさえしっかり飛ばしてあげれば、お子さんでも食べることが可能です。
お酒の臭いが鼻について飲みたくない‥という場合もあると思うので、そんな時は米麹から作った甘酒がおすすめですよ。
良かったら参考にしてみてくださいね^^
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