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赤ちゃんが熱性けいれんを起こした時の対処法!救急車は呼ぶ?

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熱性けいれんは5歳までの乳幼児の1割近くが経験すると言われています。

およそ10人に1人は経験するもので決して珍しいものではありませんが、いざ目の前でけいれんが起きると慌ててしまいますよね。

我が家の娘も熱けいれん持ちで、これまで3回ほどけいれんを起こした事があるのですが、初めて目の当たりにした時は、心臓が止まるかと思うくらい動揺しました。

あらかじめ知識を持っていれば動揺する事なく対処できたんじゃないかな、と後悔している次第でございます( ;∀;)

そこで、熱性けいれんを起こした時の対処法や、注意しなければならない症状をまとめてみました。

目次

熱性けいれんを起こした時の対処法は?


生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんから受け取った免疫の影響がまだ残っている為、半年くらいは感染症にかかりにくいと言われています。

熱性けいれんは高い熱が出た後にけいれんが起こるもので、感染症にかかり始める生後半年くらいから発症する事が多いです。

けいれんを起こす疾患はいくつかありますが、熱性けいれんの場合、何もしなくても自然にけいれんは治まり、その後はぐっすりと眠ってしまいます。

高熱の後にけいれんが起こった時はあわてずに、次のように対処しましょう。

①衣服をゆるめて顔を横に向ける
舌が喉の方に落ち込んだり、嘔吐した時に吐いたもので窒息しないようにするため、顔を横に向けます。

②けいれんの時間や、様子を観察する
けいれんは大抵数分から長くても10分くらいでおさまりますが、けいれんが起こっている間の手足の動きや目の動きを観察します。
10分以内にけいれんがおさまれば急いで受診する必要はありませんが、発熱の原因となっている病気があるはずですので、落ち着いたら診察を受けましょう。
その際に医師にできるだけ正しくけいれんの様子を伝えることが重要です。
ただし、夜間であれば朝まで待っても受診しても差し支えないでしょう。

逆に、やってはいけない事が【けいれんを起こしている間大声で名前を呼んだり体を大きく揺さぶったりすること】です。

また、口の中にタオルのようなものを詰め込むのも、不要なだけでなく逆に口の中を傷つけかねないのでやめましょう。

わが子が痙攣して辛い思いをしてるから何かしてあげたい、と思うのが親の気持ちですがグッと我慢して痙攣がおさまるまで子供を見守ってください。

救急車は呼んだ方がいいの?

熱性けいれんは数分で自然におさまります。

普通は慌てて救急車を呼ぶ必要はありませんが、次のような症状が見られた場合は注意が必要です。

・けいれんが10分以上続く。
けいれんが起こっている間は脳に十分な酸素が行き渡りません。
30分以上けいれんが続くと、脳が低酸素状態となり、何らかの後遺症が残る可能性があります。

・けいれんを起こした時に、体の左右で差が大きい、または一部だけにけいれんが起きる。
熱性けいれんは手足が強くこわばったり、ピーーンと突っ張ったようになりますが、全身性のけいれんですので左右差はあまり出ません。
手や足の左右片方にだけつっぱったり、顔などの一部分だけけいれんする場合は熱性けいれん以外の疾患である可能性があります。

・けいれんの他に頭痛や嘔吐などの症状がある
髄膜炎や脳炎などの感染症のためにけいれんが起こった場合は脳圧が高くなっているため、けいれん以外の症状も見られます。

このような場合は、かかりつけの小児科に連絡をして車で行くか、すぐに救急車を要請しましょう。

基本的な熱けいれんでは救急車を呼ぶ必要はないのですが、私はそんな知識すらなかったので、思わず救急車を呼んでしまったんですね‥。

そんな我が家の経験談もご紹介させてください。

熱性けいれん~我が家の娘の体験談~

我が家の娘は0歳の時は高熱が出ても熱けいれんを発症していなかったので「うちの子は大丈夫」という変な自身がありました。

ところが1歳10ヵ月位の時、風邪で40度近い熱が出たのですが、突然目の焦点がおかしくなり変だなと思った瞬間にけいれんが始まりました。

白目をむいて泡をふきながらけいれんしている我が子を見て、すっかり慌ててしまった私‥

熱性けいれんという言葉は知っていても、どうしたらいいかわからなかった(何よりも怖かった)ので、すぐに救急車を呼んでしまいました。

救急車を待っている時には痙攣が収まったのですが、娘に声をかけても反応がなくその様子も私には意識がなくなっている!としか思えなくて、益々怖くなりました。

救急車が到着して娘を抱き抱えて乗り込んでから、隊員の方に色々話を聞いてもらっていると、娘の体がブルブル震えているので、また痙攣が始まる!?

と思ったら隊員の方は「それは悪寒かもしれないね」と軽く一言‥慣れてらっしゃる感じ^^;

結局、救急車で小児科へ運ばれ看護婦さんがすぐに痙攣予防のダイアップを挿して、先生が診察してくれました。

「恐らく熱性けいれんだと思うけど、ほとんど1回で終わる子供が多いから、様子を見ていきましょう」と先生。

「万が一、次も痙攣が起こったら、どうしたらいいんでしょうか?」と質問すると

「痙攣の時間が長かったり、痙攣が終わっても意識がない時はすぐに救急車を呼んでください。ただ、ほとんどが2~3分で収まるので、痙攣している時間はしっかり測ってくださいね。通常の痙攣は、救急車は呼ばずに小児科に直接行ってみてくださいね」

というような話をしてくれました。

痙攣が終わった後はグッタリして意識がないように見えるんですが、痙攣のあとは眠ってしまう子供が多いようで、その見極めも難しいんですよね‥。

旦那がいてくれたらもう少し対処できたと思うのですが、初めて見たけいれんは本当に怖かったです。

ちなみに娘の場合は1回で終わらず、2回、3回と続いたので、先生と相談してけいれん予防のダイアップ座薬を挿すようにしています。

熱けいれんは熱の出てから24時間以内に起こる事が多いので、37.5℃になったら1回目の座薬を入れて、8時間後に2回目の座薬を入れます。

熱の出はじめにけいれん予防をすると、何日熱が続いてもけいれんが起こる事がないと、我が家の小児科の先生はおっしゃっていました。

けいれん予防をしてから娘は一度もけいれんを起こした事はありません。

ただ、小学1年生になった娘は、先生からそろそろ脳もしっかり発達してきているから、ダイアップやめて様子見てみよっかーと言われています。

小学生になってダイアップをやめているのですが、小学生になってから娘がまだ1度も熱を出していないんです( ゚Д゚)

なので、次に熱が出た時に私はドキドキして眠れないんじゃないかと思います‥。

おわりに

初めて我が子がけいれんしている姿を見ると、大人でも動揺してしまうと思います。
まずは落ち着いてけいれんの様子を観察し、子供の様子をしっかり確認してから医療機関を受診するようにしましょう。
特にけいれんの時間は病院でも聞かれるので、しっかりと時計を見て確認してくださいね。
娘のけいれんも2~3分だったのですが、私には10分以上に感じる長いものでした‥。
少しでも参考になるとうれしいです。

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