私の住んでいる北海道ではクーラーが付いている家庭の方が珍しく、基本的には扇風機で過ごす我慢強い人が多いです。
ただ、最近は新築を建てる時にクーラーを付ける若い世代が多く、ママ友の家でも見かける機会が多いのも事実。
先日ママ友宅に遊びに行った時にクーラーが付いていたのですが、最初は涼しい~最高~♪と感じていたのですが、しばらくすると頭痛とめまいがしてくるのです。
なんとか耐えていたのですが、外へ出ると次第に良くなって、あれは何だったんだ?と感じる事がありました。
車のクーラーを入れすぎても同じような症状になるので、私にはあっていないのかなと思うのですが、これってなんなんでしょ!
気になり過ぎて原因や対処法など調べてみる事にしました。
クーラーにあたると頭痛やめまいがする原因
まずクーラーにあたる時期を考えてみましょう。
夏の暑い時期に暑さをしのぐためにクーラーをつけるわけですので、当然クーラーにあたる前は暑いわけです。
そこにクーラーの冷気を受けるので、今度は体が冷やされます!つまり、気温の変動が激しい状態に身を置くことになります。
人間は恒温動物ですので、たとえ気温が変化しても体温を一定に保とうとする働きがあり、この働きは自律神経が担っているわけですが、近年私たちは自律神経の働きが弱まっていると言われています。
そのため自律神経のバランスが崩れやすく、体に様々な不調が現れる事になります。
特に女性は筋肉量が少なく、冷え性の人が多いのでクーラーにより更に体が冷えて不調も起こってきます。
つまり、クーラーで頭痛やめまいなどの体調不良を起こす原因は「冷え」なんです!
そこで、普段から体を冷やさないようにすることが必要になります。
どうやって対処するの?
まずはクーラーのきいている部屋から出て、血液の流れを良くするためにストレッチを行いましょう。
立ち上がって思いっきり伸びたり、肩を回すだけでも十分です。
しばらくしても治らない場合は頭痛薬を飲むのが早い解決法にはなるのですが、頭痛薬の多くは体を冷やす成分が入っているので、根本的な解決にはならずかえって冷えを助長することになるので、普段から体を冷やさないようにすることが必要です。
特に心臓から遠い手足の先は冷えやすい部分なので、手足を温めると同時に体の中心部であるお腹や腰も温るようにしましょう。
また、熱の多くは筋肉で作られることから、大きな筋肉のある太ももやお尻を温めるのも効果的です。
具体策として、次のようなことが挙げられます。
・さっと羽織れるカーディガンなどのはおりものを用意する
・靴下やレッグウォーマーを履く
・デスクワークの人はひざ掛けを使う
・腹巻きの使用
・スカーフなどで首を温める
・クーラーの風を直接受けない
・温かい飲み物を飲む
特にクーラーによる頭痛には首の太い血管を温めることで症状が和らぐと言われています。
冷たい物の飲み過ぎや、甘いデザートも体を冷やす原因になりますし、コーヒーや紅茶などカフェインを多く含んだものは体を冷やしますので、何か飲むのであれば、温かいほうじ茶や薄めの緑茶などを飲むようにしましょう。
他に、適度な運動で筋肉をつけることも効果があります。
熱を最も多く生産するのは筋肉ですので筋肉量を増やせば基礎代謝量のアップにつながり、冷えの改善にもなるからです。
また、夏の入浴はシャワーだけで済ますという人もいるかと思いますが、なるべくゆっくり湯船に浸かって体を温めるようにしましょう!
普段からクーラーの設定温度を下げ過ぎないようにすることも大事です。
職場のクーラーが冷たすぎて毎日頭痛が酷い場合は、上司に設定温度を変更してもらうよう相談してみてくださいね。
まとめ
頭痛やめまいの症状はクーラー病とも言われていて、気温の激しい変動から自律神経のバランスが乱れることで起こり、普段から体を冷やしすぎないことが対策になります。
暑い夏はクーラーの設定温度を下げしまいがちですが、外との温度差を5℃前後に保つように心がけて生活しましょう!
なんだかんだいって健康には自然の風が一番なのかもしれませんね^^;
家庭にクーラーはいりませんが、除湿器だけは欲しいと思っている私です(最近の北海道、湿度がどんどん上がってきてるので)
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