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小麦粉と薄力粉って同じもの?お菓子作りで迷った時の対処法

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私は子供達に手作りのお菓子を作る事が多いのですが、頭に独自のレシピはないのでスマホから検索して美味しそうなお菓子を作っています。

先日もクッキーを作ろうを思ってレシピに掲載されている材料を用意していたのですが、材料の欄に

小麦粉 50g

こう書かれているんです。

作っている時は何の躊躇もなく薄力粉を50g用意して作ったのですが、あとから考えてみると小麦粉=薄力粉だっけ!?と気になって気になって笑。

私の中で小麦粉と薄力粉は同じようなもんだと思って生活していたみたいですが、これって本当に正解なのでしょうか。

同じように気になっていあなたさま・・一緒にチェックしていきましょう(*’ω’*)

目次

小麦粉と薄力粉の違いは?


結論からお話しすると【小麦粉と薄力粉は同じもの】なんです。

だけど【小麦粉=薄力粉】という訳ではないので注意してくださいね!

小麦粉というのは、薄力粉・中力粉・強力粉の3つの総称で、薄力粉は3種類ある小麦粉のうちの一つということになります。

そのことから“同じもの”だけれど“イコール”ではないということなんですね。

文章だけでは分かりづらいと思うので、イラストでイメージするとこんな感じです。

野菜で例えると、野菜の中にキュウリ、ナス、カボチャなどがあるようなもんですね。

ちなみに三種類の小麦粉の違いは含まれるグルテンの量と性質です。

薄力粉は含まれるグルテンが少なく、反対に強力粉は量が多くなります。

また、薄力粉はグルテンの効果が薄いため捏ねた時の粘りが弱く、反対に強力粉は効果が強いため捏ねた時の粘りが強くなります。

もうお分かりだと思いますが、中力粉は薄力粉と強力粉の中間のものということなんですね。

その違いによって、それぞれ用途が分けられているのです。

お菓子作りで小麦粉と書かれている場合

ネットには色々なレシピが掲載されていて、それは企業であったり個人のブログであったり様々。

通常はレシピに小麦粉と書かれている事はないのですが、個人で紹介しているブログではうっかり小麦粉と書かれている事もあるようです。

グルテンの効果が薄い薄力粉はサクサクのクッキーやフワフワのケーキを作るのに向いているため、お菓子作りでは一般的に【薄力粉】が使われます。

ですから、レシピに小麦粉と書いてある場合には薄力粉を使用すればOK!

ほとんどありませんが、中力粉や強力粉を使う場合には必ずそのように書いてあります。

お菓子作りに限っては小麦粉=薄力粉と覚えておきましょう。

それぞれの特長や使い方は?

三種類の小麦粉にはそれぞれ向き不向きがあり、その用途も違います。

それぞれの用途について知っておけば迷うこともなくなるのでせひ覚えておいて下さい。

薄力粉の特長

軟質小麦を原料としていており、3種類の小麦粉の中では、たんぱく質の割合は一番少ないです。

粉のキメが細かいことが薄力粉の特徴で、見た目にもしっとりとしています。

薄力粉の原料である軟質小麦の主な産地はアメリカです。

小麦粉には、グルテンの量が少ないため粘性が弱いため、もちもちとした食感を作ることは出来ませんが、サクッとした食感やふんわりとした食感を作ることが出来るため、クッキーやケーキなどのお菓子作りにぴったりです。

また、てんぷらや唐揚げを作る時にも薄力粉が活躍します。

[voice icon=”https://kurasinobenrimemo.com/wp-content/uploads/2018/03/286727.jpg” type=”l”]お菓子作りで使う時はふるいにかけることで、ダマのない均一な粉になり、より美味しいお菓子を作る事ができます[/voice]

中力粉の特長

薄力粉や強力粉に比べて、家庭で活躍させることが少ないと言われています。

スーパーなどでも中力粉を扱っているお店はあまりみかけませんよね^^;

中間質小麦と軟質小麦から作られた小麦粉を中力粉と言われており、日本で出回っている中力粉のほとんどはオーストラリア産や一部で中国産のものもあります。

しっとりすぎず、サラサラすぎずで、薄力粉と強力粉の中間の手触りです。

薄力粉と強力粉の特徴のちょうど中間にしたものを中力粉と呼び、たんぱく質の量も中間です。

中力粉の用途と言えば、腰のあるうどんが代表的で「うどん粉」とも呼ばれています。

その他にはたこ焼きやお好み焼きを作る時にも、中力粉が使われます。

中力粉はスーパーであまり出回っていないので、なかなか手に入りにくいと思います。

[voice icon=”https://kurasinobenrimemo.com/wp-content/uploads/2018/03/286727.jpg” type=”l”]そんな時には薄力粉と強力粉を1:1の割合で混ぜ合わせて使うと、中力粉と同じ役割になるよ[/voice]

強力粉の特長

「パンコムギ」と呼ばれる硬質小麦を原料に作られています。

主な産地はアメリカやカナダで、たんぱく質の量は3種類の中で一番多いと言われています。

粉は比較的粗く、小麦粉に比べるとサラサラとしているのと、グルテンが多く含まれていることから、粘性や弾力性が豊かなことも特徴的です。

お菓子作りよりも、パン作りに最適♪その他にも、ピザや餃子の皮を作る時にもぴったりです。

強力粉を使う時も、ダマが出来ないように使うことがポイント★

お菓子作りをする際に強力粉を足すときには、混ぜすぎず、サクッと混ぜると美味しく仕上がりますよ。

以上が3つの小麦粉の特長になります!

ただ、お菓子作りでは薄力粉を他の小麦粉で代用することは不可能ですが、揚げ物の衣やお好み焼きは仕上がりが少し変わりますが代用可能です。

フワフワなのかサクサクなのか、はたまたカリッとさせたいのかモチモチがいいのか、自分がどんな風に仕上げたいのかによって小麦粉を使い分けてみるのもおすすめです。

どの小麦粉を使うとどんな出来になるのか、色々試して自分好みの食感を見つけてみるのも面白いですよ♪

おわりに

小麦粉といってもいくつかの種類があり、それぞれの特徴によって用途も違うということが分かりましたね。

「そうゆうことだったのか!」と初めて知った方も多いのではないでしょうか^^;

学校で小麦粉について詳しく学ぶことはあまりありませんし、お菓子作りやパン作りに興味がない限り、わざわざ調べることも少ないと思います。

ですが小麦粉についてきちんと知れば、レシピを見て迷うことはもうありません。

薄力粉を使って美味しいお菓子を沢山作って下さいね♪

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