子供は大抵目薬が嫌いなものですが、結膜炎や目の病気の為にどうしてもささないといけない時ってありますよね。
私も子供が小さかった頃は、泣き叫んだり、暴れたりして、かなり苦労した記憶があります(T_T)
少しでも嫌がらずに、怖がらないように、目薬をさしてあげたいものです。
そこで今日は私が小児科の看護婦さんから教えてもらった、嫌がる子供の目薬をさす方法や目薬のさし方のコツをご紹介します。
子供が嫌がらずに目薬をさす方法
確かに人に目薬をさされるってドキドキしますよね・・いつ入ってくるんだ!?っていう間が嫌いです(笑)
きっと子供も同じ感覚なのでしょうかね^^;
それでは看護師さんから聞いた、子供に目薬をさし方をいくつかチェックしていきましょう。
・押さえ込んで指先でまぶたを開き素早く点眼する
乳児や2歳くらいまでの小さい子供は、寝かせた状態で手足がばたつかないようしっかり抑え、首をしっかり押さえて点眼します。
赤ちゃんの場合は、「気をつけ」の状態にしてバスタオルなどで体をぐるぐる巻きにし、頭を自分の両足の間にすっぽり入れると安定しますよ。
あとはつむった目を指先で素早く開けて点眼しましょう。
もし大人が二人いれば、一人の人に頭をしっかり両手で挟んで固定してもらうとやりやすいとのこと♪
うちの子の場合は点眼は素早くできるものの、押さえつけられるのが嫌で結局涙を流すので目薬の効果あるのかな?と思ったりしました^^;
・寝ている間にさす
暴れて起きている間に目薬がさせない、となったら寝ている間にさしてしまうのも良い方法です。
先ほどと同じようにつむったまぶたを指先で開き、点眼します。
・目をつむったままの状態でさす
子供が嫌がって目をぎゅうっとつむり、どうしてもまぶたを開けてくれない時は目をつむったままで点眼します。
その後にゆっくり目を開けさせれば目薬が目の中に入り、お薬が行き渡ります。
眼科では、上から落とさずに目尻の方から目薬を垂らしてあげると、子供も安心するし目の中にもしっかり薬が入るよ、というアドバイスももらった事があります。
お子さんが一番リラックスして目薬をさせる方法を選んで、実践してみてくださいね。
差し方のポイント
目薬のさし方には基本的な方法がありますのでご紹介します。
②目薬のキャップを外し、キャップの縁を上に向けて平らなところに置きます。
③下まぶたを軽くひいて、目薬を目の中に入れます。この時、下まぶたの裏側(あっかんべーをして見える部分)に目薬を入れるとやりやすいです。
④目薬をさした後はしばらく目を閉じ、お薬が行き渡るようにします。目をパチパチさせて瞬きを何度もすると目薬が流れてしまうので注意!
⑤目から溢れた目薬は清潔なティッシュで拭きます。感染予防のために、右目で使ったものを左目で使わないようにしましょう。
目薬はあまり高い位置から落とすと失敗しやすく、恐怖心も強くなります。
かといってあまりに低い位置でさし、目薬の容器が目やまつげに触れてしまうと細菌やウイルスが目薬に付着してしまいます。
目薬はきちんと目に入れば一滴で十分効果があり、たくさんさしたからといって効果があるわけではありませんので、指示された時間や回数を守って使用するようにしましょうね。
さらに記載されている目薬の保存期間を過ぎた場合は破棄するようにしましょう。
まとめ
目薬を嫌がる子供への点眼の方法をご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。
嫌がる子供をおさえ込むのはかわいそうな気もしますが、途中で手で払いのけたり起き上がったりして目を傷つけたりすると危険です。
大きくなれば必要性を理解して嫌がらなくなりますので、確実性と安全性を考え、このような方法を試してみてください。
点眼後はよく我慢できたね、とか上手に点眼できたね、と言ってたくさん褒めてあげましょう♪
小学生になった我が子達は今では、自分で勝手に点眼しようとするので、違う悩みが勃発中です・・。
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