花粉症の時期、くしゃみや鼻水などの症状に困っている人が多いですが、実は花粉症による肌荒れで悩んでいる方も少なくありません。
花粉症はアレルギー症状の一種であり、アレルギーを起こすヒスタミンという物質が皮膚や粘膜の神経に働き、痒みやひりつきを感じてしまうんです。
そして、皮膚のバリア機能が低下し、肌荒れを起こしやすくなるんですね(T_T)
そんな花粉症による肌荒れは、日々の食生活をちょっと気を付けるだけで予防できるのですが、わざわざ作ったりする時間がない方も多いのが現実‥
作れないならコンビニで買えるもので、肌荒れ対策しちゃいましょ!
今日は、花粉症による肌荒れにオススメの食べ物、手軽に手に入るコンビニフードを中心にご紹介します。
肌荒れにおすすめの食べ物は?
ヨーグルト
花粉症などのアレルギー症状に有効といわれている食べ物の代表が、ヨーグルトなどの乳酸菌の入ったものです。
乳酸菌は腸内環境を整え、腸内に善玉菌を増やすことで免疫力をアップし、アレルギーの起こりにくい体質に改善されます。
ヨーグルトと同じように味噌も腸内環境を整える効果があるのでおすすめです。
根菜類
根菜類は食物繊維が豊富で解毒作用もあり、ポリフェノールには抗酸化作用もあるため、アレルギーの症状が緩和されると言われてます。
主な根菜類は以下の野菜になります。
・レンコン
・ゴボウ
・カブ
・にんじん
・たけのこ
緑黄色野菜
緑黄色野菜はビタミン&ミネラルが豊富に含まれているので、肌の改善にも繋がります。
主な野菜は
・アスパラ
・オクラ
・かぼちゃ
・小松菜
・さやいんげん
・さやえんどう
・春菊
・トマト
・ニラ
・野沢菜
・パプリカ
・ピーマン
・ブロッコリー
・ほうれん草
・芽キャベツ
以上の野菜を多く食事に摂り入れるようにしていきましょう。
また、サラダとして食べるよりも茹でて食べる方が、多くの野菜を摂取でき体の冷え予防にも繋がりますよ!
魚
魚の中でも【n-3系脂肪酸】を含む魚は、アレルギー性の炎症を緩和させる効果があると最近注目されている食材なんです。
n-3系脂肪酸が特に多く含まれているのは
・サバ
・イワシ
・アジ
・カツオ
・マグロ
・サンマ
などの青魚となっています。
基本的には以上の食材をまんべんなく食生活に積極的に摂り入れていくようにしましょう。
また毎日継続して摂ることが大事なので、味や価格、入手しやすさなど、自分に合ったものを探してみてくださいね。
NGな食べ物は?
逆に、アレルギー症状を起こしやすい体に傾けてしまうのが、白くて甘いものです。
白砂糖や生クリーム、アイスクリームなどはついつい手が伸びてしまうものですが、残念ながらこれらのものが当てはまります。
特に、価格の安いラクトアイスやトランス脂肪酸を多く含んだ菓子パンやビスケットなどのお菓子は、体を冷やし免疫力を低下させるため食べ過ぎないようにしましょう。
また、ファストフードやハムやソーセージなどの加工食品も、トランス脂肪酸や食品添加物が多く含まれているので、おすすめできません。
タンパク質の摂り過ぎや油っぽいものを避けて生活してくださいね。
コンビニで買うなら何がおすすめ?
コンビニで買える商品の中では、機能性ヨーグルトをおすすめします。
菌の名称が書いてあり、何らかの健康効果を謳った商品が数多く並んでいます。
ヨーグルトは同じ種類である必要はなく、むしろ毎日違ったものを食べた方が腸内環境には良いという医師もいますので、気分で選んでもいいかもしれません。
大事なのは毎日食べることですので、コンビニで昼食を購入している人はヨーグルトを追加してみるといいでしょう。
他には、甜茶も花粉症には良いと言われています。
ペットボトルのものも販売されていますが、コンビニでは置いてある店舗ってあまりない気がします(T_T)
ただ、緑茶に含まれるポロフェノールやカテキンにも花粉症の症状を抑える効果があるので、甜茶が見当たらない場合は緑茶を選んでもOK!
また、便秘は肌荒れの大敵です。
食物繊維の豊富な野菜サラダはコンビニで手軽に手に入りますし、そこに低脂肪高タンパクの蒸し鶏をトッピングし、ビタミンEが豊富なゴマドレッシングをかけて食べるなどもおすすめですよ。
肌には欠かせないタンパク質やビタミン類を同時に摂ることができます。
さらに、鼻をかむ回数が頻回だとその分皮膚にダメージを与え、加えて鼻づまりが辛いと、どうしても鼻やその周辺の皮膚に手が伸びがちです。
鼻づまりを解消するガムやトローチなども試してみましょう。
体質を変えるのは時間がかかりますが、機械的な刺激を取り除くのはすぐにできますし、思った以上に効果を実感できますよ。
おわりに
時間が不規則な方や、外食が多い方もコンビニを利用する事によって、肌荒れを改善させる事が可能です。
肌の調子が悪いとつい気分もふさぎがちになってしまいますが、毎日の生活の中で手軽にできることを取り入れ、辛い花粉症シーズンを乗り切りましょう。
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