喘息やアレルギー性鼻炎などの原因となるダニですが、そのダニが多く潜む場所として、布団があります。
お布団は定期的に干したり洗ったりしてお手入れしている人も多いと思いますが、布団のダニ対策として掃除機を使うこともありますよね。
ただ、本当に効果はあるのでしょうか・・毎日掃除機かけるのも面倒ですよね^^;
そこで布団のダニ対策に掃除機を使う頻度や有効性、効果をあげる道具についてご紹介します。
布団のダニに掃除機は効果ある?
布団のダニに対して、掃除機をかけることはもちろん効果があります。
ですが、掃除機で布団のダニを全て吸い取る事は不可能で、掃除機でダニを死滅させることもできないんです。
ダニは、湿気が60%以上、気温が25〜28℃、人の髪やフケや垢、食べかすなどの餌があるカーペットや布団などの布製品で繁殖します。
布団干しは、布団の湿気を飛ばし、ダニの住みにくい環境を作るには有効ですが、布団の奥に潜り込んでいたダニが表面に出てくることで逆に咳や喘息を誘発することもあります。
こうしたことを防ぐためにも、干した後に掃除機で布団の表面のダニやホコリをよく吸い取ることが大事です。
ダニは2〜3ヶ月で寿命を迎えますが、死んだ後の死骸もアレルギーの原因になってしまいます( ;∀;)
また、次々に卵を産み新しいダニが生まれ、数が増えていきますので、定期的なお洗濯や布団干し・掃除機かけなどのお手入れが必要!
ちなみに、布団のダニを除去する方法として最も効果があるのは、丸洗いする事なんです。
掃除の頻度は?
ダニの繁殖を抑えるために、布団掃除の頻度は1週間に1度を目安に行いましょう。
布団が干せない場合は、スノコや椅子などにかけておくだけでも湿気を飛ばすことができます。
ダニは人のフケや垢を餌にしていますので、大きなシーツ類の洗濯が大変な場合には、ダニが多い頭に近い部分にはタオルを敷いて毎日交換するなど、工夫すると良いでしょう。
また、掃除機をかける時には、一定の面積ごとにゆっくりと時間をかけることで、ダニの除去率も上がります。
目安としては大人の布団で片面40秒、子供の布団なら片面20秒は最低かけてくださいね。
掃除は専用のノズルが必要なの?
布団用の専用のノズルは絶対に必要というわけではありませんが、あれば間違いなく便利です。
ダニ対策として布団専用の掃除機を購入したいけど値段がちょっと、という人や、普通の掃除機ノズルだと、お布団を吸い込んでしまいイライラするいう人は専用ノズルを使ってみましょう。
週に1回の掃除なら、ちょっとでも使い勝手がいい方が家事もスムーズに進みます。
専用ノズルは3,000円〜5,000前後のものが多いようですが、安いもので千円台のものもありますよ。
パナソニック MC-FU1 【掃除機用】 ふとん清潔ノズル MC-FU1[MCFU1] |
たいていの掃除機に対応できるよう接ぎ手が数種類付属で付いていますが購入時には、手持ちの掃除機に接続できることを確認してから買うようにしましょう。
まとめ
布団のダニ対策として掃除機を有効に使う方法をご紹介しました。
とくにアレルギーをお持ちの方や皮膚の弱い小さいお子さんがいるご家庭は気を使いますよね。
ダニの繁殖を抑えるには、湿度を下げることが大切ですので、朝起きたら布団の中に風を入れるように広げておくだけでもだいぶ違います。
我が家も布団乾燥機と掃除機・レイコップなどを並行して使っていますよ。
掃除機をかけられない日には心がけてみてください。
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