七夕には願いを込めて短冊を書きますが、短冊にどんな風に願い事を書いていますか?
私は毎年「ダイエットに成功しますように」と書いているのですが、なかなか願いが叶わないんですよね^^;
これって短冊に問題あるのでは!?←←エ???
そう思った私は短冊の書き方についてなんとなく調べてみたら、やっぱり!
短冊には書き方があったんです(ノ・ω・)ノ
そこで今日は短冊の願い事の書き方について詳しくご紹介したいと思います。
七夕に願い事を書くようになったワケ
願い事の書き方を紹介する前に、まずはどうして七夕に願い事を書くようになったかチェックしてみましょう。
世界中の様々な国に七夕の風習がありますが、実は短冊に願い事を書くのは日本だけなんです。
七夕は有名な織姫と彦星の伝説や古来の行事が合わさってできたものだといわれています。
短冊に願い事を書くようになったのにはその中の一つの「乞功奠(きこうでん)」という中国の宮中行事が深く関係しているのです。
その昔、中国では機織の名手である織女(織姫)にあやかり、機織や裁縫の上達を願って行われていた宮中行事がありました。
それが乞功奠です。
この行事では裁縫にちなんで5色の糸が飾られており、やがてこの乞功奠は日本にも伝わります。
そして、はじめは宮中で行われていたものが、だんだんと庶民にも伝わっていったのです。
けれども、糸はとても高価だった為庶民には飾ることができません。
その代わりに短冊を飾るようになったのが七夕の短冊のはじまりだと言われています。
また、その当時の短冊は文字や学問の上達を願って書くものだったそう。
「裁縫の上達を願う乞功奠」
「文字や学問の上達を願って書く短冊」
これが合わさって短冊に願い事を書くという風習が生まれたのです。
短冊って思っていた以上に深い歴史があったんですよ♪
正しい短冊の書き方とは?
願い事を書く時に注意したいポイントは
[voice icon=”https://kurasinobenrimemo.com/wp-content/uploads/2018/03/inupoint.jpg” type=”r fb”]「◯◯になれますように」などと他力本願に書くのではなく「◯◯になる」と断言して書くようにするコト[/voice]
断言することによって、無意識のうちにその願いに向かって行動を起こすようになると言われています。
また、七夕に願い事を書く短冊については、色によって意味があると言われています。
・人間力を高めるという意味を持つ、青(緑)
・先祖への感謝の気持ちを込めた、赤
・人間関係を大事にする、黄色
・義務や決まり事を守る、白
・学業の向上を意味する、紫
使う色によっても意味合いがあるんですね^^
ちなみに私のように願い事を書いてもちっとも叶わない!とボヤいてしまうあなたへ笑。
そもそも、七夕の願い事は誰に宛てて書くのか思い出してみましょう・・そう最初に紹介したように織姫にあてて書いているんですね。
だからといって織姫が願いをかなえてくれる訳ではありません。残念ながら織姫にそのような力はないのです^^;
では、何の為に願い事を書いているのでしょうか、、それはいってみれば 自分を奮い立たせる為です!
短冊に願いを書いて「自分は必ず願いを実現させます」と星に誓いをたてている状態なんですよ( `ー´)ノ
短冊に書いた願いを叶えるのは織姫でも他の誰かでもなく、結局は自分自身というコトですね。
実際に思うよりも書くことによって実現しやすいと言われているので、今年の短冊には
「ダイエットに成功します」よりももっと具体的に「3カ月以内に5キロ痩せます」
などと細かい内容を書いて断言して書くようにしましょう。
短冊の例文
最後に短冊の書き方の例文を大人と子供に分けてご紹介していきます。
【大人編】
「今年中に彼氏(彼女)をつくる!」
彼氏が“欲しい”といった願いだけを書くのはNG。“つくる!”“ゲットする”と断言して下さいね。
「次のプレゼンは絶対に勝つ」
仕事の願い事は“次のプレゼン”など具体的に成功させたいことを書くと◎。
“いつか大きな仕事を…”などぼんやりとした願いではなくはっきりと目標をたててから願い事を書きましょう。
「◯◯の資格をとる!」
“とる!”と言い切ることが大切。
〔いつまでに〕と具体的な期日をを書くのもいいですね。
「◯◯を買う為に◯円貯める」
「◯◯が欲しい」と書いてしまいがちですが、そう願ったところで誰も買ってはくれません。
その願いを叶えるのは自分自身ですから、欲しいものや買いたいものがあるならそれを買う為にお金を貯めるなどの具体的なことを書くようにしましょう。
【子供編】
「大きくなったら◯◯になる」
小さな子供が短冊に書く願いごとNo.1が将来の夢ですよね。“なりたい”ではなく“なる”と書くようにしてあげるといいでしょう。
「テストで◯点とる!」
大きくなってくるとこのような願いもでてきますね。自分が何点取りたいのか具体的に書くといいですよ!
「◯◯が上手にできるようになる!」
元々裁縫の上達を願っていたものなので、習い事や勉強などの上達を願うのもおすすめです。
願い事を書くときには、悪いイメージで願い事を書くよりも、プラスのイメージで書くようにしてくださいね☆
おわりに
七夕の願い事は自分自身で叶えるもの!
短冊に書いて目標をはっきりさせることで、それに向かってより頑張ることができるのかもしれませんね。
〔今より少し先の自分がどうあってほしいか〕
そんな、少しだけ先の未来を思い描きながら短冊を書いてみてはいかがでしょうか。
コメント