今年の夏は災害並みの猛暑が続いていますよね‥テレビをつけると毎日のように熱中症になったというニュースをみかけます。
北海道では東京ほと暑い気温ではないものの、30℃を超えただけで暑さ慣れしていない道民はグッタリ(T_T)
中年の私ですら水分補給をしないと倒れそうになるので、子供やお年寄りはしっかりと熱中症対策をしなければなりませんよね。
そんな中、旭川方面に住んでいる90代の祖母が熱中症になってしまいました。
ちょうど祖母の家に遊びに行っている最中の出来事だったので、一命をとりとめる事ができましたが怖かった・・
熱中症は他人事ではないです!ホントそう思いました。
今日はその時の出来事を振り返ってみますね。
90歳の祖母が熱中症になった!
祖母は簡易的な老人ホームのような共同住宅で暮らしており、普段は元気で頭もしっかりしている元気なおばあちゃんなんです。
ただ、午前中に母と遊びに行った時は、外の気温が33℃!(体感的にはもっとあった気が‥)
室内は窓は開いていたものの、小さい扇風機が1個あるだけであまり役に立ってなさそうな感じ。
午前中はいつも通りに過ごしていたのですが、午後になってから
[voice icon=”https://kurasinobenrimemo.com/wp-content/uploads/2018/07/smile3.jpg” type=”r kanri”]えっ、大丈夫?頭痛薬飲もうか?[/voice]
そういって、祖母はベッドに横になり20分ほど寝ていました。
気になって寝室の祖母を見てみると、ものすごく呼吸が荒い!
ハァ、ハァ、ハァ・・こんな感じで明らかにいつもと呼吸がおかしいんです。
そして話しかけても意識が朦朧としているのか、声をかけてもあまり反応がないし、話しかけても全然違うコトを言っている。
起きてるんだけど、目の焦点も合ってない感じがする‥
熱を測ってみると38.6℃もあるので、これはニュースで見ていた「熱中症」の症状ではないか!?
そう思って、近所の病院へ車で連れて行く事にしました。←今思うと救急車を呼んで良いレベルだったのでは‥と思っています。
私が車を動かしている間に、母は祖母に水を飲ませアイスノンを首と額にあてて、冷たいジュースを祖母の脇に入れて体の温度を下げるような応急処置をしました。
これが効いたのか、祖母は少し正気に戻って、呼吸も元に戻り始めていました。
車の準備ができたので、祖母を歩かせようとしたのですが、自分1人で立つことすらできなくなっていました。
2人でかかえて車に乗せて、病院へ駆け込みました。
病院に着く頃には祖母も少し元気になっていて会話もできるようになっていました。
先生はおもむろに祖母の手の甲をつまんで一言
どうやら手の甲をつまんでも元にもどらない場合は、脱水症状になっている可能性が高いんだそうです。
という事で、即入院のはこびとなりました。
その後、血液検査や点滴をして熱が下がったのですが、翌日になると熱が出るという症状を繰り返し、結局1週間ほど入院していました。
元気になってから話を聞くと
・倒れる数日前から軽い頭痛があった
・熱中症になった日は今まで経験した事のない頭痛や吐き気を感じた
周りに心配をかけたくないから、大げさには言わなかったらしいです( ;∀;)
今回は軽い熱中症で済みましたが、もし私達が遊びに行ってなかったら‥と考えるとゾッとします。
お年寄りの熱中症の症状をまとめてみる
熱中症の症状は人によって様々ですが、我が家の祖母の症状を見た限りでは
・頭痛
・吐き気
・焦点が合わない
・意識もうろう
・会話ができない
・1人で立ち上がれない、歩けない
・高熱
以上のような症状がありました。
午前中は普通に過ごしていたので、発症するのは本当に突然の出来事のように思えます。
お年寄りに限らず、猛暑の日に上記のような症状がある場合は、熱中症をうたがってくださいね。
では実際にお年寄りが熱中症になったら、私達はどのような対処をするのが正しいのでしょうか。
お年寄りが熱中症になった時の対処法!
熱中症かもしれない‥そう思った場合は、以下のように応急処置をしましょう。
日陰などの涼しい場所へ連れて行く
風通しの良い場所やクーラーのある涼しい場所などに移動させ、衣服をゆるめて休ませてあげましょう。
体温を下げる
アイスノンなどで首筋や脇、足の付け根などを冷やしましょう。扇風機やうちわであおいであげるのも効果あり!
何もない場合は、近くにある雑誌や下敷きなどを使って、とにかく風を当てるようにしましょう。
水分や塩分を補給
スポーツドリンクや麦茶に塩を1つまみ入れたものなどを飲ませて、脱水症状を回復させましょう。
※意識がない、嘔吐の症状がある場合は×!
[voice icon=”https://kurasinobenrimemo.com/wp-content/uploads/2018/03/inupoint.jpg” type=”l kanri”]意識がない時はすぐに救急車を呼びましょう!応急処置で回復したとしても医師に相談する事をおすすめします![/voice]
私の母は熱中症の知識がなかったのですが【とにかく体を冷やさなきゃ!】と思ったようで
・水を飲ませる
・アイスノンを首や額にあてる
・脇に冷たい缶ジュースを入れる
・扇風機を当てる
以上の応急処置をして病院へ行きました。
結局全部の行為が応急処置として正解だった、という事ですね~母スゴイ(n*´ω`*n)
しいていえば、水に塩を入れて飲ませればもっと良かったのかな!?
この対処法を頭に入れておくと、いざという時に役に立つと思うので是非覚えておきましょう。
熱中症の年寄りの症状!我が家の場合まとめ
熱中症なんて他人事・・と少し思っていた私でしたが身内がこうなると、誰もが起こりうるものなんだと実感しました。
子供やお年寄りは、特に注意が必要です!
少しでもおかしいと思ったら、まずは日陰で休んで様子をみてくださいね。
そして自分が思っている以上に体の水分は失われているので、水分補給は忘れずに!
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