免許証を更新できる期間は、長いようで意外と短いですよね。
「今度行こう」と後回しにしていたら、うっかり忘れてしまい更新期限を過ぎてしまっていたなんてことも!!
こんな時、どう対処をすれば良いのでしょうか。
次はゴールド免許だったのに‥とショックを受けている方もいるかもしれませんね。
そこで今日は免許証の更新忘れの対処法や再発行でもゴールドを取得できるのかどうかについてご紹介します。
免許証の更新期間は?
免許証の更新期間は誕生日の1ヶ月前から誕生日の1ヶ月後までの2ヶ月間です。
例えば4月1日が誕生日だった場合、一ヶ月前の3月1日から一ヶ月後の5月1日までが免許証を更新できる期間となります。
更新の案内は更新年の誕生日の35日前までに免許証に記載されている住所に届くようになっているので、引越しなどで住所が変わった際には必ず変更の手続きをしておきましょうね。
免許証の更新を忘れた時の対処法は?
免許証の更新を忘れて期限がすぎてしまった場合、どれだけ期限が過ぎているかによって対処が違います。
更新期限からが6ヶ月以内の場合
更新の期限から6ヶ月以内の場合は即免許失効とはならず、決められた講習と視力や聴力などの適性検査を受ければ再発行してもらえます。
ただし、当然のことですが期限の過ぎた免許証は使用することができない為、再発行してもらうまでの間は運転することができません。
再発行前に運転して万が一、シートベルトやスピード違反など何らかの理由で警察に捕まってしまったら無免許運転として扱われる可能性もあります。
無免許運転には3年以下の懲役または50万円以下の罰金という刑事罰が課せられますので気をつけましょう!
また、更新ならば最寄りの警察署で行うことができますが、再発行は警察署ではできません。
お住まいの都道府県の運転免許試験場か運転免許センターまで足を運ぶ必要があるので、こちらも注意してくださいね。
更新期限から6ヶ月以上1年以内の場合
更新期限を過ぎてから6ヶ月以上1年以内の場合には免許は失効となり仮免許からスタートになってしまいます。
仮免許を取るための試験は免除されますが、運転免許試験はもう一度受けなければいけません。
運転免許試験に合格し、免許証が発行されるまでは無免許となりますので当然車の運転はNGです。
更新期限から1年を過ぎてしまった場合
期限が切れてから1年を過ぎてしまった場合は、残念ながら一からのスタートになります。
当然免許は失効されますし、仮免許の試験の免除もありません。
一度目に免許を取った時と同じように教習所に通い、全ての試験を受けて免許取得を目指しましょう。
もうひとつ、教習所に通わずに運転免許センターや運転免許試験場で直接試験を受ける[一発試験]という方法もあります。
教習所に通う時間がない、少しでも安く免許を取りたいという方は一発試験にチャレンジするのもいいかもしれません。
再発行でもゴールド取得できるの?
ゴールド免許の方は、更新期限切れ後に再発行をしたらそのままゴールドを引き継ぐことができるのかも気になりますよね。
結論からいうと、残念ながらゴールド免許を引き継ぐことはできません。
ゴールド免許を取るためには5年間の無事故・無違反が絶対条件です。しかし、免許を再発行するとその再発行した日が[免許を取った日]になる為、これまでのゴールド免許や無事故・無違反は意味がなくなってしまいます。
もう一度ゴールド免許を取得する為には、再発行した日から5年間無事故・無違反でいる必要があるのです。
次の更新がゴールド予定の方は、更新期限を忘れない事が大切!
例外もある!
免許の更新を自分のうっかりミスで忘れてしまった場合には、上で紹介したような対処になります。
ですが例外もあります。それはやむを得ない事情で更新できなかった場合です。
病気で長い間入院していた、長期海外出張で日本にいなかったなど、どうしても更新できない事情があった場合に限り、更新期限を6ヶ月以上過ぎていても講習と適性検査を受けるだけで再び免許証を発行してもらえます。
また、ゴールド免許だった方はそのままゴールドを引き継ぐこともできます。
ただし、更新できない事情がなくなって一ヶ月以内に手続きしなければ失効となってしまうので気をつけましょう。
[更新できない事情がなくなる]とは入院中だった場合退院して一ヶ月以内、海外出張中だった場合帰国して一ヶ月以内ということです。
また、事情があった場合でも更新期限が切れて3年以上経過してしまったら完全に失効となってしまうので気をつけましょう。
まとめ
更新を忘れるとデメリットばかりで何もいいことはありません。
更新期間が2ヶ月もあるとついつい後回しにしがちですが、それが更新忘れの原因になってしまいます。
更新期間を迎えたら早めに手続きをするようにしましょう。
また、稀に案内ハガキが届かずに忘れてしまったという方もいるようなので、ハガキだけに頼らずに自分で更新年をきちんと把握しておくことも大切です。
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