小さい頃、私の祖母はよく家に遊びに来てくれ、忙しい母の代わりに私達の面倒をたくさん見てくれました。
大きく見えた祖母も私が成長すると共にどんどん小さくなっていき、最近では病気で寝込むことが多くなったのが寂しいです。
今年からベッドで過ごす事が多くなったので、敬老の日はどんなものを贈ろうか少し悩んでいます。
どうせなら毎日使う事ができて、実用的で、何よりも喜んでもらえるものがいいですよね!
そんなおばあちゃんにも喜んでもらえるプレゼントを、介護施設に勤務している友人に聞いてみたので一緒にチェックしていきましょう。
実用的なプレゼント
まずは毎日使ってくれそうな実用的なプレゼントからご紹介します。
・クッション
ベッドの上の時間が長くなるとどうしても一定の場所に体重のかかり、そこが圧迫されていわゆる「床ずれ」ができやすくなります。
また、筋力が低下するので自分ではなかなか体の向きが変えられなくなり「常に体中が痛い」という状態になってしまいがちです。
柔らかめのクッションを膝の下に入れたり、体を横に向けた時に背中に差し込むことでいくぶん楽になるとのこと★
介護用品としても売られていますが、インテリアショップなどでおしゃれなものを贈ってもいいですね^^
ただし、あまり装飾品の付いていない、柔らかめのものを選びましょう。
・パジャマや肌着
寝たきりになると、一日中パジャマで過ごすことも多くなります。
さらに、汚してしまうことも多くなる可能性もあるので、パジャマや肌着はいくつあっても困ることはありません。
大好きなおばあちゃんにはどうせならおしゃれなパジャマを着ていて欲しいもの(n*´ω`*n)
ちょっと派手かなと思うくらいの方が、気分が明るくなります。
※着替えやすいように伸縮性のある前開きのものがオススメ♪
・靴下
ベッドで過ごす事が多くなると、足の血行が悪くなり冷え性が悪化する場合もあります。
足が冷えると当然靴下を履くのですが、普通の靴下ではゴムの締め付けが気になって眠れない事が多いんですよね。
私の祖母も靴下ゴムの締め付けが気になって眠れない、と言うのでクワハラニットの寝る時の靴下
を買ったらだいぶ楽になったと言っていました。
・ひざ掛け、軽い毛布
高齢者は熱の生産量が低下してきますので、総じて寒がりの方が多いので、軽いひざ掛けや毛布のようなものがあると便利です。
ふわふわの肌触りが気持ちよく、心を落ち着ける効果も^^
・DVD
好きな歌手やタレントがいるなら、その方のDVDなども喜ばれます。
いくつになっても音楽は人の心を癒し、古い歌を覚えている事が多く、施設では歌謡ショーなどを聞くと生き生きをした表情になる事が多いです。
目が悪い場合はラジオなど耳だけで聞こえるオーディオがいいですね^^
・ポーチ
在宅で過ごしている場合でも、デイサービスやショートステイなどの通所介護サービスを受けている場合があると思います。
そんな場合は、施設利用のたびに着替えや薬などの荷物をまとめなければならないのですが、薬や身の回りの物を入れるポーチがあると便利です。
友人の職場でもスナイデル(若者に人気のファッションブランド)のポーチに内服薬を入れてくるおじいちゃんがいて、家族愛を感じたそうですよ^^
・写真
何と言っても家族の写真が喜ばれます。
特に離れて暮らす場合にはいつも目につく場所に孫やひ孫の写真を飾っておけるよう、フォトスタンドや台紙に貼ってプレゼントしましょう。
また、ひ孫からのお手紙や似顔絵も喜んで飾っている方が多かったです。
ちなみに私は過去にデジタルフォトフレームをプレゼントしたのですが、こちらから画像を送ればいつでも最新の画像を見る事ができるのですごく喜ばれましたよ♪
頭を使うアイテムもおすすめ!
実用的なプレゼントも喜びますが、祖母はベッドで過ごす事が多くなっても、頭や口はものすごく元気!笑。
ただ、頭を使う機会がなくなるのでちょっと心配ではあるので、そんな時は頭に汗かいて脳に刺激を与えてあげましょう。
頭をグッズをまとめてみると、こんなにたくさんありますよ(ノ・ω・)ノ
・大人の塗り絵
・スクラッチアート
・クロスワード
・けん玉
・ルービックキューブ
・漢字パズル
・知恵の輪
・ナンプレ
・パズル
色々ありますが、私がおすすめしたいのが「ipad」などのタブレット端末をプレゼントする事!
パソコンは頭を使う機会も多く、ベッドにいながら最新情報を手に入れる事ができます。
お取り寄りは嫌煙しがちですが、近くに根気よく教える事ができる人がいるなら、世界が広がる事まちがいなしです。
私の祖母にも教えたいのですが、目が悪いので大画面だとしても93歳にはキビしいみたいです(T_T)
*****
いろいろなプレゼントをご提案しましたが、
やっぱり1番のプレゼントは あなたが元気な顔を見せに行く事ではないでしょうか^^
短い時間でもいいので、年に何回かは顔をみせてあげてくださいね。
ベッドの上で過ごす事が多くなると気力が落ちてしまうのが心配なので、少しでも楽しい気持ちになれるようなプレゼントをしたいものです。
あっ、手渡しではなく贈る場合はメッセージカードや手紙を添えてるのを忘れずに★
コメント