フェイクスイーツを作るには、まず粘土の種類を知っておくととっても便利です。
樹脂粘土の種類を把握しておかないと実際に店舗へ行った時に、数ある樹脂粘土から何を購入したらいいのか迷います!
フェイクスイーツを作るときにどんな粘土を使用したら良いのか、粘土の種類や特徴なども知っておくとこれから更に楽しめますよ。
樹脂粘土の種類と特徴は?
樹脂粘土(樹脂風粘土)には様々な種類のものがあり、それぞれに特徴があります。
まずはどんな粘土があるのかをご紹介しますね。
・ハーティクレイ
軽く乾燥後の強度が弱めの樹脂粘土です。とてもなめらかでキメが細かく、手に付きやすいので扱いが少々難しくなります。
耐水性も低い粘土です。
・グレイス
乾燥前のグレイスはとても柔らかく、乾燥後は固くなります。しかし、乾燥するまでに結構時間を必要とします。透明度が高く、サインペンやアクリル絵の具などで簡単に綺麗に色づけできます。乾燥後は色が濃くなるという特徴があるため、色の具合に注意して色づけしましょう。
薄く延ばして使用することもできます。
・モデナ
乾燥前でも少々固めの粘土です。そのため乾燥後はかなり固くなります。乾燥後にカットしたりするのは難しいでしょう。
乾燥するスピードもかなり早いので素早く作業を行う必要があります。また色を混ぜずに乾燥させてしまうと黄ばんでしまったり、ひび割れを起こしてしまうため、たとえ白のまま使用したい場合も、白の絵の具で着色を行ってから使用することをおすすめします。
・コスモス
乾燥前は固めなので、乾燥後かなり固くなります。
透明度は低く堅い質感を出したい時に使用すると良い粘土です。強度はかなり高いものの耐水性は低いのでご注意が必要。
・すけるくん
乾燥前は通常の粘土を変わらず白いのですが、乾燥後透明になります。油っぽく割れやすいので気を付けましょう。また、乾燥までかなりの時間を必要とし、完全に乾燥するまでに1週間程度もかかります。
・レギュラー軽量粘土
ドライ感のある粘土で、乾燥後と強度が弱めです。
キメが細かく手に付きやすいため、取り扱いが多少難しくなります。
フェイクスイーツにおすすめの粘土は?
フェイクスイーツを作る際、どの粘土を使用したら良いのか、スイーツごとにいくつかご紹介するので参考にしてみてください。
・マカロン
マカロンを作るときは軽めの粘土を使用するととても出来が良くなります。
使用する粘土は【ハーティグレイ】がおすすめです。
手に付きやすい特徴のあるハーティ-グレイでフェイクスイーツを作る際は、ベビーオイルを活用することで手にくっつくのを防ぐことができ、扱いやすくなります。
マカロンの型を使う場合にも、型にしっかりとオイルを塗って使ってくださいね。
・キャンディー
キャンディーは乾燥後固くなる【グレイス】がおすすめです。
ベースは白のまま、着色したい部分だけ着色することで、綺麗な飴のように見えますよ。
リンゴ飴などもグレイスで作ることができます。
・チョコレート
チョコレートなどの固さを出したいフェイクスイーツを作るときは【モデナ】を使用しましょう。
乾燥後にカットするのは難しい粘土なので、乾燥前に形は完成形にしてから!
・アイスクリーム
アイスクリームのように少し溶けた感じを出したい場合は【ハーティグレイ】がおすすめです。
カップの部分も【ハーティグレイ】で作れますし、ワッフルコーンのように硬さを出したいという場合は【グレイス】を使用しましょう。
・クッキー
クッキーは【グレイスとコスモス】を混ぜて使用することをおすすめします。
チョコチップを作りクッキーに混ぜ込み、チョコチップクッキーなどにしても可愛いですよね♪
使う粘土によって出来上がりの雰囲気が変わります!
色々な粘土で作ってあなた好みの粘土を探してみるのも楽しいですよ。
まとめ
スイーツの特徴を掴むことで、どんな粘土を使用したら良いか自ずとわかってくるのではないでしょうか。
固めのスイーツを作る際は、乾燥後固くなる粘土、柔らかさを出したいスイーツの場合は、強度が弱いものを使用すると良いのです。
また、乾燥後の色味の出方も少量試しに色を付けて乾燥させてみると、乾燥後どんな色になるのかが分かるので役立つでしょう。
フェイクスイーツを作ってみたいけどどんな粘土を使用したら良いのか分らない、一度作ってみたけど上手くいかなかったという方も少なくないと思います。
今回おすすめした粘土を使用し、もう是非一度挑戦してみてくださいね^^
また、作ったことが無いけど作ってみたいという方も、とても簡単に作れるフェイクスイーツはたくさんあるのでぜひ挑戦してみましょう。
お部屋に飾っても可愛いですし、あたかもお菓子を作った時に入れるラッピングにフェイクスイーツを入れて誰かにプレゼントするのも良いですよね。
お菓子屋さん、ケーキ屋さんになったような気分になることができ、大人はもちろん子供も一緒に楽しめますよ。
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