地震・台風などの自然災害が原因で起こる断水‥それは突然やってきます。
私も胆振東部地震で3日間の断水を経験していますが、準備不足もあってか本当に大変でした。
中でも一番大変だったが、トイレです。
普段当たり前のように使っているトイレが使えないって絶望しかありませんでした。
もしこれを読んでいるあなたが今まさに断水していてトイレをどうやって流そうか・・と考えているなら、これからご紹介する記事を参考に断水時のトイレ問題を乗り切ってほしいです。
断水時の基本的なトイレの流し方
トイレが断水した場合の基本的な流し方を紹介します。
・バケツ
・水(9~12リットル)
バケツがなければ大きめの容器であればなんでもOK!
便器の外に水が飛び散らない程度に★床に新聞紙やビニールなどを敷いておくと床の汚れを防ぐことができます。コンセントがある場合にはその部分に水がかからにないよう注意!
今度は静かに流しこむだけでOK。
これがトイレを流す時の1回分の流れです。
うまく流れない場合は最初に水を流す勢いが足りないかもしれないよ。素早く一気に流しこむのがポイント!
それにしても1回のトイレにこれだけの水を使うなんて・・断水時は持っている水大切に使いたいよ!
災害の断水はいつまで続くかわからないし、持っている水は少しでも取っておきたいですよね。そこで我が家は節水のためにこうしました。
トイレ(小)は1回で流さずに家族が続けてトイレをする
注:ティッシュは詰まり防止のため最小限に
注:大は1回で流すようにする
トイレ小くらいなら続けて用を足して流せば我慢できます‥というかさせましょう!
節水のためにこれくらいはやっておかないと、水はあっという間になくなりますよ。
ただし、断水が長引いた時に何日もこの方法で流しているとトイレが詰まってしまう事があるので注意が必要です。
トレイの水が流れたように見えても、最後まで流れていなくて配水管の途中で排泄物が止まってしまうという事があります。
気がつかずにそのままにしておくとトイレの詰まりの原因になり、バケツで水を流した時に水が便器から溢れてしまうということもあるので注意が必要なんです。
これを防ぐ為にも、1日の終わりには6~8リットルの水を10~12リットルに増やして流すようにしましょう。
こうする事で排泄物が配水管の途中で停滞するのを防ぐことができますよ。
でも、これって自宅に水を備蓄してある前提の話だよね・・もし何も備えてなかった時にトイレどうしたらいいの!?
それじゃ、これからは自宅に水がない場合にどうやってトイレを使えばいいのか紹介していくね!
自宅に水がない時のトイレの利用方法
災害が起きても水が配給されるのは早くても1日後なので、丸1日は水を使わずにトイレを使う事を考えなければなりません。
水がない時は、本当に水が残っていないか思い出してみてください。「お風呂の残り湯はあった」ってことないですか?
どう考えても水がない場合は、自宅のトイレはそのまま使わず簡易トイレのように使うのがおすすめです。
簡易トイレの作り方
簡易トイレの作り方は動画を見た方が早いと思います。
自宅にありそうな材料で作ることができるおすすめの動画を2つを貼っておきますね。
↓簡易トイレの作り方は4:09頃からはじまります。急いでいる方はそこからチェックしてください。
たとえ同じものがなくても似たような材料さえあれば簡易トイレは作れるので、自宅にあるものをチェックしてみてくださいね。
断水に備えておくべきアイテムとは
人間が1日にトイレに行く回数は6~7回だといわれています。
トイレを一回流すごとに9~12リットルの水が必要なわけですから、個人差はありますが単純計算で1人あたり1日に84リットルもの水が必要ということです。
2リットルのペットボトルで考えるとなんと‥42本分(;・∀・)
当然ですが、家族が多ければ多いほどより多くの水が必要になります。
断水してただでさえ水に困っている時にそんな大量の水を用意できるわけないですよね‥だからこそ、もしもの時の為に備えておく必要があるのです。
・日頃からペットボトルの水を常備しておくこと
・災害がおきてしまった時には水がでるうちにお風呂に目一杯水を貯めておくこと
この2つがとても大切です。
ちなみに我が家は水なしでも使える簡易トイレも買いました^^;
これらをしておくことで万が一断水してしまっても、すぐに水に困る事がなくなり慌てずにすみます。
備えあれば憂いなし!
おわりに
私も断水を経験しているので大変さがよくわかります。
特に災害時はまだか、まだかと水を待っている状態で辛かったです・・ただ、その辛さも備えがあるのとないのとでは全然気持ちが違います。
今まさに断水中、という方は今回ご紹介した方法でトイレを使ってみてくださいね。
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